おびえる経営者

特定社会保険労務士の小林裕幸です。

大変ご無沙汰していました。
気が付けば、半年以上もブログの更新が途絶えていました。

その間、何も変化がなかったかというとそのようなことはなく、社会保険労務士のブログネタには困らないようなことが、世の中にはたくさん起こっていました。

皆様ご存知のように、女性社員の自殺をめぐり電通の過重労働体質が取りざたされておりましたし、
「働き方改革」「過重労働対策」「同一労働同一賃金」といった言葉が話題になっております。

 

マスコミやネットでブラック企業だの、パワハラだのが話題になるにつれ、労働者の側でも意識が高まっていきます。

 

例えばこんな言い分を労働者から言われたことってありませんか?

「自分の指導が下手なのに、上司から仕事のミスを注意された」とか「自分の仕事じゃないのに、忙しいからと他人の仕事を手伝わされた」とか、
「これってパワハラですよね」「小林先生、うちの会社ブラックなんですよ」とか言ってくる。

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社長は社長で「勤務時間中に、オフィスが汚れているのでみんなで掃除したいのですが、従業員に片付けや掃除を命じたら違法になりますか?」なんて相談してきます。

派遣法やジョブ型正社員の規定に過敏に反応していたようですが、さすがにここまでくると委縮しすぎています。

これでは、適正な人材育成や労務管理が難しくなってしまいますね。

 

ちなみに、大げさにパワハラと言ってくる社員でも、初期の段階で毅然とした態度で接し、パワハラに関する基本的な知識を理解していただくことで大きな問題に発展しないで済むことが多々あります。
問題社員というよりは、何か悩みを抱えており、自分の気持ちが整理できていないだけということがあります。

社長さんのリクエストがあれば、私から直接、従業員に説明させていただくこともあります。
何事も、最初が肝心です。

 

しかし、そのまま放っておくと、いわゆる「モンスター社員」に成長し、周囲の健全な社員にまで影響を及ぼし、職場のモラルを低下させます。

モラルの低下は業績にも影響し、離職者を増加させます。
売り上げが下がれば人件費に跳ね返り、負のスパイラルに陥ります。

 

基本的な制度整備と基本的な理解を怠らないでください。

そうすれば、あとは自信をもって経営に邁進していただけます。

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